2024.11
機屋(はたや)さんの色
生地を織る工場を機屋(はたや)と呼ぶのですが、それぞれの機屋さんで色が違います。
文字通り在庫している糸の色の違い、それと織機などによる特色の違いなどがあります。
ネクタイ生地の機屋さんの場合、正絹(しょうけん)だけでも300色〜500色くらいは常時使える糸として在庫されています。
機屋さんのなかでよく使う色域を増やしたり、全然使わない色を統廃合したりと、機屋さんごとにそれまでの歴史があって今の色があるので全く同じ色というのはほとんどありません。
これらの色糸は既製品ではなく、白い糸を購入して必要な色に染めて使うことになります。
先に染めた糸を使って織り上げたものを「先染め」といい、ジャカード織の場合は主にこの先染めの糸を使います。
たくさんの緯糸(よこいと)を在庫している機屋さん、経色(たていろ)がたくさんある機屋さん、特殊な糸を織ることに長けた機屋さん、オーソドックスな生地をしっかり織る機屋さん。
色々な特色をもった機屋さんと協力して 格好いいネクタイを作っています。
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Date
2024.11.20
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Category
デザインや色の話


