Eight Andy

2024.11

組織のはなし

織物での「組織」とは織り方のパターンをさします。

 

経糸(たていと)と緯糸(よこいと)がどういった規則性を持って交わるかによって、平織、綾織、朱子織などの種類に分かれます。

 

この平織、綾織、朱子織は織物の三原組織と呼ばれている基本的な組織なのですが、他にもレップ、カスミ、砂子(すなご)、擬紗(ぎしゃ)や、それぞれの組織を変形させて作られたものを含めると数え切れないほどたくさんあります。

 

組織の違いによって見え方が変わってくるのはもちろんのこと、生地の風合いも全く異なってきます。(これには打込みも大きく関わってくるのですが、打込みについては『打込み(緯糸の密度)とは』https://eightandy.jp/item-post/310/をご覧いただければと思います)

 

経糸と緯糸の交差が多いと細かい組織になって生地は固くなりますし、交差が少ないと柔らかくなります。

なので平織だったらカチッとしっかりした生地、朱子織だったら光沢感があって柔らかい生地となるのです。

 

写真の下側は綾織、中心は平織を拡大したバスケットという組織、上側は朱子織、中心付近の黒とグレーのストライプは朱子織を広げて打込みが入れてある緯朱子(よこじゅす)という組織になります。

 

その生地の雰囲気を左右する「組織」をどうするか、またその組織の適正打込みを考えることが生地を作る際に重要な一歩目となります。

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