Eight Andy

2025.04

細綾、太綾、タテ綾、ヨコ綾

以前 朱子織りという組織にいくつも種類があることをご説明しましたが、同じ三原組織の「綾織り(あやおり)」にもいくつかの種類があります。

 

まず綾組織についてですが、経糸(たていと)が斜めに留めてある組織で「ツイル」とも呼びます。

経の留めが斜めにカチッと並んでいるのでしっかりした生地感になり、朱子織りとは違う光沢感と綾目が特徴です。

 

この綾織りの種類は太さの違いで数種類あり、太くなるにつれてボリューム感と光沢感が増していきます。

 

ネクタイ生地では畝の大きさが細綾(ほそあや)で0.8mmくらい〜太綾(ふとあや)で2.5mmくらいの組織を使います。これより細くも太くもできますが、細すぎると打込みが入らなかったり、太すぎると糸が抜けやすくなってしまったりするので使うときには注意が必要です。

 

もうひとつの違いとしては綾の向きになります。

ネクタイ生地は織り方向に対して45度バイアスに裁断して縫製します。

 

ストライプの向き

そして生地の状態で右斜めに綾目が伸びている組織を「タテ綾」、左斜めの組織を「ヨコ綾」といいます。

これはネクタイを着用した時に綾がタテ向きになっているか、ヨコ向きになっているかによる呼び名の違いです。(逆裁断のネクタイでは右向きの綾がヨコ綾で、左向きがタテ綾となります)

 

そしてこのタテ綾とヨコ綾が規則的に入れ替わっているものが「ヘリンボーン」となるのです。

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