Eight Andy

2023.03

デザインに合わせた組織付け

このネクタイで使っている生地は薄めでシャリっとした風合いになるようにしています。

緯糸(よこいと)の光沢がしっかり出るような組織にすることも出来ましたが、そうはしませんでした。

また、表面の見え方に影響せずに生地にボリュームを持たせる目的で
「捨てウラ」と呼ばれる裏糸をつける手法もありますが、それもしていません。

デザインとして必要であれば色をいくつも使いますし、生地が良くなるのであれば捨てウラも使いますが、
この「モードなギンガムチェックネクタイ」のイメージにはどちらも必要ありませんでした。

カジュアルなチェックではなく、シックなチェックになるように、
使う組織を細かくして本来のギンガムチェックのイメージを残しながら、組織に違いを持たせて凹凸で変化をつける。

この柄にボリューム感はないほうが良いのです。
ちゃんと完成をイメージして組織を選べば、生地は薄めでもしっかりとしたハリとコシを出すことができます。

エイトアンディではシルクの糸をたくさん使っているネクタイが必ずしもいいネクタイだとは考えず、
その柄の持つ「良さ」を表現するのに適した糸量、組織付けをしています。

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