Eight Andy

2023.06

矢羽根のデザイン

矢羽根(やばね)とは「矢」の飛んでいく先端ではなく後方についてある、鳥の羽根を加工した部分のことを言います。

古くから矢は邪気や厄災を払う「破魔矢」として用いられたり、「矢絣(やがすり)」という模様が着物の生地に使われたりしています。
また宝くじのロゴマークとして的に矢が刺さっているデザインなども見たことがあるのではないでしょうか。

このように「矢」は昔から神事で用いられたり、縁起物として使われてきたモチーフなのです。

そんな縁起物をエイトアンディでネクタイの柄として作りました。

「矢羽根」をそのまま小紋のモチーフとしてみたり、ワンポイントのデザインにしてみたりといくつかの図案を描きましたが、欲しいと思えるようなカッコ良さではありませんでした。

それならば矢羽根を組織(織り方)としてはどうかと考え、この矢羽根柄のオリジナル組織が出来ました。
さらにその組織をジャカード織でメランジ表現にしてあるのでただの無地柄とも少し違うのです。

おそらく誰もこの柄のモチーフが矢羽根だということは気付かないと思います。

でもその隠された感じが魅力の一つです。

他の人には分からないけど自分だけが知っている縁起物としていかがでしょうか。

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