Eight Andy

2024.07

メランジシンプルチェック

シンプルチェックのメランジ

シンプルなデザインというのがこの柄の魅力なのですが、実はそれを引き立てているのがベースのメランジ表現です。

メランジとは色がミックスされたものを指します。

 

ベースの色は、カーキ×イエローグリーン、ライトブラウン×ベージュ、ブルー×ライトブルー。

 

同系色の濃淡をミックスする事でシンプルな構図のチェックが奥行きのあるデザインのネクタイになっています。

 

ネクタイ織機でメランジにする方法はいくつかあり、一つは既にミックスされた糸を使うやり方。

二つめは「引き揃え」と呼ばれる、異なる2色の緯糸(よこいと)を引き合わせて織る方法。

そして三つめは、表面に出る緯糸をジャカード織でコントロールしてミックスしているように見せる方法です。

 

私たちが今回選んだのは三つめのジャカード織を使ってメランジに見せる方法です。

 

この方法のいいところは、柄を作る段階(ジャカード織の設計時点)で丁度いいメランジ感を作れる点にあります。

 

また既成品のメランジ糸を使用する場合、販売されている色に限りがあり理想の配色ができない場合が出てきてしまいます。
ところが、織り方としてメランジになるようにしておけば、機屋さんにある既存の糸を自由に組み合わせられることができます。

 

つまり、自分たちが求めている微妙な色差をつけられるという事です。(逆に全く違う色同士を合わせる事も可能です)

 

既存の糸で配色できるという点だけでいえば、二つめの「引き揃え」でも出来るのですがそれぞれの手法の特徴を比較した結果、今回の柄ではジャカードでメランジを出すことにしました。

 

手法についての詳しい説明は控えますが、何度も試行錯誤してたどり着いたメランジ具合を見ていただければと思います。

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