2025.02
杼箱(ひばこ)の数
ジャカード織ネクタイ織機で使える緯糸(よこいと)の色数はほとんどの場合で8色が上限です。
さらに多くの12色まで使える織機もありますが、あまり見かけることはありません。
そして先ほど「色数」と言いましたが実際には少し違います。
どういう事かというと、たとえば同じ色であっても太さが違う6片と3片の糸を使っていればそれは2つとカウントします。
つまり、正しくは「織機にセット出来る糸の数」という事なのです。
糸をセットする部分の事を「杼箱(ひばこ)」や「杼替え(ひがえ)」と呼び、
新規でお取引する機屋(はたや)さんの場合には「使える杼箱の数はいくつですか?」と尋ねたり、多色のデザインを見ると「使う杼替えの数はいくつかな?」と数える事から始めます。
杼箱の数もネクタイ生地を織る際の重要な要素の一つとなります。
このマルチなストライプネクタイでも一つの柄の中に確認できる色は4色だけですが、実は杼箱を6つ使って表現している生地なんです。
パッと見ただけではあまり分からない部分でも、「何かが他とは違う気がする」というような良い違和感と格好良さを感じていただけるように工夫しています。
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Date
2025.02.12
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Category
ジャカード織のおもしろさ





