Eight Andy

2024.02

ジャカード織の奥深さ

ジャカード織はある一定の制約のなか、自由に組織(織り方)を組み合わせて生地にすることができます。

 

細かい組織や緩い組織、打込みが入らない組織や打込みを入れないと生地がもたない組織、などそれぞれ特徴があります。
ひとつの組織だけなら織り続けられるのに別の組織と組み合わせた途端にシワが出てしまうという事はよく起こります。

 

この組み合わせなら大丈夫と思っていても、機屋(はたや)さんが違ったり組み合わせる糸種によってシワになる場合もあるので注意が必要です。

 

織ってもらう機屋さんの織機の癖や糸の情報、今までの経験と知識などを頭に詰め込んでイメージするのですが、それでもダメな時には現場の織り手さんに意見をもらいながら修正していきます。

 

何十年と仕事されているベテランの職人さんと相談してもなかなかシワが直らない事もありますが、逆にデザインとしてシワを出したい時にはきれいな生地が織り上がる場合があったりして、ずっと明確な答えにはたどり着けていません。

 

完璧な答えがない難しい課題ですが、それも含めてジャカード織の世界が奥深くとても魅力的に思っています。

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