Eight Andy

2025.03

朱子のやわらかさ

このネクタイで使っている組織は2つ。

朱子(しゅす)とレップだけなのですが、今回は朱子組織についてお話しします。

 

朱子は織物の三原組織の一つであり、非常によく使われる組織でもあります。

「サテン」と呼ばれる生地は朱子組織で織られているものです。

 

この組織は経糸(たていと)があまり表に出ないため、緯糸(よこいと)の色がハッキリと出る特徴がありますがこの組織の良さは他にもあります。

 

経糸で緩やかに留められているので生地がカッチリしていないので柔らかさが出る点です。

またそれは同時に打込み(うちこみ)が入りやすい部類の組織ともなるのです。

 

その朱子組織を横に広げて打込みをたくさん入れたものを「ヨコ朱子」と呼び、こうすると更に緯糸の光沢が感じられます。

(緯糸の事をヌキ糸とも言うので、地域によってヌキ朱子と呼んだりもします)

 

打込みを入れると使う糸量が増えることになるので、ヨコ朱子は一般的なサテンの生地よりも肉厚でとても重厚感があります。

 

薄くて軽い朱子も肉厚で重厚感がある朱子も、いずれにしてもやわらかさを感じられるのが朱子という組織です。

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