2023.04
パープルのネクタイ
このネクタイでは一部に小バスと呼ばれる組織を使用しています。
これは前回ご説明した「平織(ひらおり)」のグループに属していて、比較的光沢感が抑えられる組織です。
(参照「ネクタイ生地の平織」https://eightandy.jp/item-post/666/)
組織が異なることで光沢感や凹凸感に違いがうまれ、同じような色同士の配色でもメリハリが出ます。
また平織系の組織はタテ糸とヨコ糸の出る量がほぼ半々なので、タテ糸の色が影響して同じ色糸を使っていても他の組織とは色が違って見えます。
(小バスの部分と写真右下あたりのワイン色は同じ糸を使っていますが違う色に見えるのではないでしょうか)
一つの柄の中にいくつもの組織を使えることや、組織ごとに打込み(ヨコ糸の密度)を変えられること。
これもジャカード織の面白いところです。
パープル系の色でまとめていても、様々な組織のおかげで表情豊かなストライプ柄となっています。
Detail-
Date
2023.04.19
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Category
デザインや色の話




