Eight Andy

2023.05

織物でクロコを表現する

レザーの光沢感を出すために選んだ組織は「朱子(しゅす)」です。

朱子組織といえど多くの種類があり、大きく分けて3つに分類されます。(詳しくは別記事もご覧ください)

朱子(しゅす)の種類

今回はその中から「ヌキ朱子(ヨコ朱子)」を選んでいます。この朱子組織はたくさん打込みを入れて、緯糸(よこいと)の密度を多くします。
そうするとボリュームが出ますし、経糸(たていと)が表に見えにくくなり緯糸の光沢が増すのです。

打込みを入れるので柄モノにはなかなか使うことがなく、ほとんどの場合でストライプ柄に使われるのがこのヌキ朱子という組織になります。

ではなぜストライプ柄でしか使われないのかというと、まず第一にヌキ朱子を柄モノで使う事が難しいという点が挙げられます。

打込みを入れるには組織をゆるく作る必要がありヌキ朱子はその最たる組織で、そもそもこの組織を柄モノに使うことを考えられていないのです。
そのためヌキ朱子で柄を表現するには、柔軟な発想とそれを実現させるだけの技術が大切になってきます。

よりリアルなレザーに近づけられるように考え作り上げた、シルク100%のジャカード織クロコ生地です。

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