2023.08
バスケットという組織
平織(ひらおり)の仲間でそれを縦横に拡大した市松状の組織をいいます。
縦横の糸を1本ずつ交差させたものが平織という組織です。
2本ずつやそれ以上の本数で交差させたものが斜子(ななこ)と呼ばれる組織なのですが、シャツなどで「オックスフォード」と呼ばれるもの生地がそれにあたります。
経糸に密度によって糸の本数は変わるので、本数というより見た目がオックスフォードよりも大きな市松状の組織をバスケットと呼ぶ。
とイメージして頂いたらいいかと思います。
(ネクタイ生地ですと1マスを大体経糸6本以上使っているサイズからバスケットと呼びます)
デザインとしてはいくらでも大きな市松にできますが、サイズが大きくなると組織をしっかり組んでやらないといけません。そうしないとゆるゆるの頼りない生地になったり、糸が抜けてきたりして物性的に問題が起きてしまうのです。
そうしないためにもしっかりと留めるのですが、それによって生地感や綺麗さが変わってくるので、注意しながら1本1本の経糸の動きを制御していきます。
写真はバスケット組織の中でも小さめサイズの「小バス」と呼ばれ、光沢感が比較的少ないのでジャケパンスタイルなどにも合わせやすくなっています。
Detail-
Date
2023.08.09
-
Category
ジャカード織のおもしろさ



